ナチュログ管理画面 釣り 釣り 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

ナチュラム使って激安アウトドアライフ!!

ソルトウォーター、フレッシュウォーター関連商品や各種アウトドアウェア・ギアなどの中から「コレはお買い得!」というまさに旬な商品を厳選ピックアップ! 【売り切れご免】が横行するナチュラムでお得な買い物を続ける為の王道を歩には必見です。

3・突然リストラされますた。

   

3・突然リストラされますた。




15年間務めた会社が倒産寸前…さてどうしますか?


私はこの時世田谷区に一軒家を買っていました。ローンなんて30年以上残っている状態でです。給料もそれなりに貰っていたので家なんて買ってしまったのですが…。
今の日本で家なんて買っちゃだめです。
私はもう二度と買いません。あんなおもいはもうこりごりですから…。

実はリストラされる1年ほど前に数回給料が出なかった月がありました。今思えばこの出来事こそが会社が傾いてきていることのまず初めのサインだったのでしょう。そこあたりから周りでも給料日に給料が出なかっただとか、ボーナスがなくなっただとかいう話をきくようになりました。どうやら嫁がいて子供いる、さらには家も買っていた私は優先的に給料を払っていたようで一時期給料が出なかっただけでそのあとは滞りなく給料もでていたのです。ただしリストラ宣言される半年前くらいから給料は常に1週間遅れとなり、様々な支払いに遁走し、毎月末質屋へいく羽目になりましたが。

リストラされて半年がたつが、未だに後悔していることが一つだけある。

それはリストラされる4か月ほど前に≪急に給料の支払いの件で問題があるから今ある別の会社に移ってほしい≫と言われたのだ。それまでにも2回ほど同じようなことがあったので何も警戒しなかったのだが、この今までいた会社を退社し新しい関連会社へ移るという行為により私の有給が消滅してしまっていたのだ…。
リストラされる時に有給消化すれば一か月分くらい給料をもらえるものだと思っていた私は大いに落胆したものだ。さらには私がリストラされたのは9月であったが、年内には会社をしめるということで金もなく退職金もないと説明された後に野に放たれた。
所謂、放逐というやつだ。

この間、電通社員が自殺したことで法改正がされブラック企業(勤務時間などによるらしい)を退社する場合は失業手当が即月でるようになったらしいが昨年の9月はまだそんなものはなかった。自主退社を迫られた了承した私は3か月またなければならない。そんなもの待っている余裕なんてない。
ちなみに、このブラック企業で私は月450時間以上必ず働いていた。当然残業代なんてものは出ない。休日出勤なんて普通にあったし、会社に2、3泊することもざらにあった。売り上げが上がらなければ支社長(本当に嫌な奴だった)の前で3時間立ちっぱなしで説教され、会社の飲み会では無理やり酒を飲まされた(私は平気だったが急性アルコール中毒で救急車なんて日常茶飯事だった)物理的(体育会系といえば安く聞こえるが実際に2名ほど骨を折られていた)に殴られたこともある。
新入社員が10人入っても一月後には2人程度に減っている会社だったから求人広告はいつでも出ていたし、正直なところ虚偽だらけの内容であった。
電通がいろいろと言われているが、あのブラック企業だって一人自殺した人間がいることを私は知っている(会社自体が若く私は古参であったので葬式に参加した)裏でどういう話があったのかは知らないが誠意という金でうやむやにしたのだろう。かくいう私も二度三度精神科へお世話になったことがある。

これを言ってよいのか微妙だが、売っている商品だってブラックだった。
基本的には電通と同じく広告関係の仕事をおこなっていたのだが、何もないところから、儲かる稼げるといって情報を売るようなものすら取り扱うこともあった。その際は広告というは自社の事業として商品を売っていた。
その際に私は法令について学ばされ、あくまでも詐欺にならない範囲で商品を売ることをした。黒ではないが限りなく黒に近い灰色だった。
今はどうだかしらないが、実際訴えられた際にも詐欺にはならなかった。

そんな仕事だった。

だから、リストラ対象だがどうしても会社に残りたいのなら給料80%カットで別の会社に移れると言われた際に辞めると即答し、もう少し出すから残ってくれとねばるくそ野郎にこんな会社にいられるかと声を張り上げることができたのだ。


放逐された後はすぐに仕事を見つける必要があり知り合いに“警備会社”を紹介してもらって入社した。

警備員は楽だ。内容が。誰でもできるとは言わないが難しいことはない。頭であれこれかんがえる必要もないから眠くてもよい。寝なくても仕事ができるんだ。
私は家のローンが残っていた。給料がでなかったり、遅れたりしたときでも住宅ローンは払わなければならないときに借りた金も返せていない。自己破産も考えたし自殺も考えた。生きる意味(プライド的に)を見失った。嫁も子供もいるが人間なんて究極的には自分がどう思うかなのだ。家族がいようがいまいが生きているがめんどうくさくなったし、自分がいない未来を想像しても特に問題なく世界は回っていたし、趣味であった釣りも読書も登山もボルダリングも何もやる気にはなれなかった。

ただ、どうせ死ぬなら過労死してやると思ったのだ。

わけわからんが…。
警備員は時給制正社員だったのでめちゃくちゃやらせてもらった
9時~18時。21時~翌日6時。9時~18時。21時~翌日6時。
週に2回家に帰れば良いほうだった。とにかくローンを払うために働いた。
それでも、あのブラック企業での勤務時間より少なかったのだから笑うしかない。
精々330時間程度しか働けなかった。
それでも、夜勤手当、応援手当、宿直手当、二号警備手当と手当てが付き手取りで40万円近い給料を得ることができた。あのブラック企業より3万円ほど高い給料を手にすることができたのだ。本当にばからしい。そう思った。あのブラック企業の勤務時間を考えると東京都の最低賃金である時給930円を下回っていたということになるのだ。
まあ、立ちすぎ歩きすぎで足底筋膜炎になったり体調を崩して顔面ヘルペスになったりしたけれども。

この勢いで過労死するまで仕事すればまあ嫁も何も言わんだろうとさらに仕事をしていると唐突に『家が売れた(笑)』いやまあ、売りには出していたんだよ。でもこんなにすぐに売れるとは思ってなかったんだ。うん。買った金額より相当多めに売りに出してね。まあ多少値切られたがそれでも買った金額より150万円高い金額で売り払うことができた。東京オリンピック様様であり世田谷区様様である。

だもんで、もう警備員でいる必要もなくなったのだ。紹介してもらった手前(紹介料があり半年以内にやめると紹介してくれた人に金が入らない)もあり半年やったが、やはり警備員は暇すぎる。もうワーカーホリックっていやそうなんだろうけれども、仕事をしていないと落ち着かない。警備員の仕事は歩いたり立ったり受付したりするだけだし基本暇。仕事中に暇なのはいやなのだ。なにかないかと探しても何もない。基本警備員は余計なことをしてはならないのだ(掃除をしたらしたで、物がなくなった際に警備員のせいにされたりと後々問題になることが多い。)

嫁の実家へ移り住み、警備員もやめ無事就職している。大幅に給料も下がったし、マスオさんだし肩身が狭いこともあるといえばあるのだが…まあ仕方がない。
贅沢なんてできなくなったが、まあ生きていればそのうち何かいいこともあるだろうと前向きに生きていくことにしたのだ。

つい最近以前勤めていたブラック企業が入っていたビルの前を通る機会があったのだが…。

会社の名前は消えていた。まあそういうことなのだろう。連絡をとれる人間もいるがとるきにはならなかった…。

まあなんだ、数百万の借金が残ったんだが…数年で返せるし生きていればなんとかなるもんだぞということだ。

そして帰ってきたら、フライ釣りにいくんだ(死亡フラグ)

フライリール編③







































同じカテゴリー(フィッシングギア)の記事画像
K:バスロッド特集
H:バスロッド特集
G:バスロッド特集
F:バスロッド特集
E:バスロッド特集
D:バスロッド特集
同じカテゴリー(フィッシングギア)の記事
 K:バスロッド特集 (2022-01-25 12:24)
 H:バスロッド特集 (2022-01-21 14:04)
 G:バスロッド特集 (2022-01-18 12:37)
 F:バスロッド特集 (2022-01-15 17:04)
 E:バスロッド特集 (2022-01-12 08:03)
 D:バスロッド特集 (2022-01-09 12:06)





削除
3・突然リストラされますた。